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安全基地になるコツ

話し相手と建設的な話ができない|その時、安全基地になるには?

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話し相手と建設的な話がしたい。その時には相手の安全基地となることが助けとなる。安全基地になるにはどうしたらよいだろうか?

「安全基地」とは?

「安全基地」とは、いざというとき頼ることができ、守ってもらえる居場所であり、そこを安心の拠り所、心の支えとすることのできる存在である。愛着理論の用語である。安全基地は、対人関係において、その人が安心できる人となる。幼児が不安になったときに、「ママ・パパ」と駆け寄るような相手である。幼児はそのように安全基地を頼り安心することで、また活発に行動できるのである。安全基地とは自分という存在が無条件に受け入れられる場所なのである。自分が何を感じ、何を思っているか、安心して話すことができる相手が安全基地になりえる。そのように自分が受け入れられると、自分の人生に対する主体性や責任を得ることができる。自分が大切にされることで、自分を大切にできるようになるのである。

安全基地について以下の記事で詳しく説明している。

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安全基地になるコツは、知識と経験、そして自分も安全基地を持つこと

人の安全基地となりその人の状況を前向きにするためにとられる方法が、愛着アプローチである。これは「『愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる』岡田 尊司 光文社新書」にて詳しく解説されている。その中で著者は、「安全基地となるには、知識があることは言うまでもなく、経験の必要がある」旨を述べている。

そして、安全基地となる人は、安定型愛着スタイルを持った人、もしくは不安定な部分を克服した人がなる必要性がある。言い換えれば、安全基地となる人も安全基地を持つ必要があるということだ。安全基地を持ったことがある人は、他人の安全基地にもなりやすいのである。

・本書で述べた方法は、机上の理論ではなく、実際に生きるか死ぬかの状況まで追い詰められたケースを、窮地から救い出し、見事な回復を遂げさせるのに役立ってきたものである。それは、単なる知識というよりも、技術や極意のようなものであり、頭で知っただけではすぐに実践できるものではない。(段落変え)たとえて言うならば、飛行機の操縦について書かれた教科書だと思っていただければよい。知識として知るだけでは、いくら頭で知っていても、上手に操縦することはできない。しかし、知識がなくては話にならない。さらに、知識に加えて、練習を積んでいく必要がある。本書を何度も読み返し、実際の場面に生かそうとする中で、少しずつ体得されるに違いない。
(引用 : 『愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる』岡田 尊司 光文社新書 初版)

話をきくときの安全基地の効果

相手とその時だけの関係ならば、本来の意味の安全基地とは言えないので、この記事ではその場の安全基地という意味とする。

話し手にとって自分が受け入れられていることが、相手にとって安心できるものとなる。「自分の言いたいことが言える」、「言ったことを受け止めてもらえる」といったものが相手に安心を与える。

安全基地は「愛着理論」の言葉

安全基地(セキュアベース)は「愛着理論」により生まれた言葉である。愛着理論は、「すべての人は生まれながらにして、親密さと安心を得ようとする欲求を持っており、自分を守ってくれると感じられる人からそれを得ようとする」という前提のもとに展開される理論である。

「愛着スタイル」や「愛着障害」という言葉も同じ愛着理論により生まれた。これらを知ることで、安全基地となるための助けとなる。相手の対人関係や生き方について判断する際に重要となる。

・セキュアベースという言葉は、ジョン・ボウルビィとメアリー・エインワースによる戦後の「愛着理論」研究から生まれた。愛着理論は、「すべての人は生まれながらにして、親密さと安心を得ようとする欲求を持っており、自分を守ってくれると感じられる人からそれを得ようとする」という前提のもとに展開される理論である。
(引用 : 『セキュアベース・リーダーシップ』著者:ジョージ・コーリーザー、スーザン・ゴールズワージー、ダンカン・クーム 訳者:東方 邪美 プレジデント社 初版)

愛着理論で重要な「愛着」や「愛着スタイル」とは

まず、「愛着」とは特定の人に対する特別な結びつきのことだ。また、人格のもっとも土台の部分を形造っているものである。脳内のホルモン作用がかかわる生理学的な仕組みである。その型として愛着スタイルというものがある。それは対人関係の在り方に大きな影響を与えるものである。また愛着スタイルは人付き合いだけでなく、その人の生き方にも大きな影響を与えている。愛着スタイルについて、以下の記事で詳しく解説している。

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愛着理論で重要な「愛着障害」とは?

「愛着障害」を抱えていると、対人関係や人生に課題や困難を抱えやすい。この「愛着障害」と「愛着スペクトラム障害」は同義である。愛着スペクトラム障害とは岡田 尊司 氏が提唱するものだ。愛着障害には虐待や親の養育放棄による「反応性愛着障害」がある。岡田氏はそれを狭義の愛着障害としている。そして不安定型愛着により支障を来している状態と、狭義の愛着障害を合わせて、広義の愛着障害としている。愛着スペクトラム障害のスペクトラムとは、症状が曖昧な境界を持ちながら連続していることを意味する。

・愛着障害と愛着スペクトラム障害が同義。

・愛着スペクトラム障害のスペクトラムとは、症状が曖昧な境界を持ちながら連続していることを意味する。

・狭義の愛着障害が反応性愛着障害を指す。

・広義の愛着障害は狭義のものと、不安定型愛着により支障を来している状態を指す。

愛着障害について以下の記事で詳しく説明している。

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相手の主張をきくとき、安全基地となるには?

まず相手の話をじっくりきくことである。思い・考え・希望といったものを共有することだ。その後自分の思い・考え・希望といったものとのすり合わせを行う。まず相手を受け入れることといえる。その話し合い中の相手の安全基地になることが重要である。

相手がどんな愛着スタイルかも重要である。不安定な愛着スタイルを抱えている人と安定した愛着の人ではこちらのアプローチに大きな差がでる。不安定な度合いが大きい人ほど、こちらが積極的に受け止めることを開示することが大切である。不安定な度合いが大きな人ほど、思い・考え・希望といったものを示しにくい傾向がみられるからだ。

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