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社会情勢

愛着障害とミクロ・マクロ視点|マクロの視点が社会に安全基地の総量を増やすために必要

当Webサイトの医療情報提供に関するコメントです。愛着障害や愛着スタイルなどについて情報提供をしています。

愛着障害をミクロ・マクロ視点でみることができる。愛着障害の社会的影響を把握し、改善するためにはマクロの視点が必要である。

ミクロ・マクロとは

経済学で定番の概念にミクロとマクロがある。ミクロでは経済に参加する個々の活動を分析する。例えば、家計の消費活動や企業の生産活動を分析する。マクロでは経済全体を見て、それを分析する。例えば、日本GDPといったものがマクロ経済学で扱われる。

「愛着障害」とは

「愛着障害」を抱えていると、対人関係や人生に課題や困難を抱えやすい。この「愛着障害」と「愛着スペクトラム障害」は同義である。愛着スペクトラム障害とは岡田 尊司 氏が提唱するものだ。愛着障害には虐待や親の養育放棄による「反応性愛着障害」がある。岡田氏はそれを狭義の愛着障害としている。そして不安定型愛着により支障を来している状態と、狭義の愛着障害を合わせて、広義の愛着障害としている。愛着スペクトラム障害のスペクトラムとは、症状が曖昧な境界を持ちながら連続していることを意味する。

・愛着障害と愛着スペクトラム障害が同義。

・愛着スペクトラム障害のスペクトラムとは、症状が曖昧な境界を持ちながら連続していることを意味する。

・狭義の愛着障害が反応性愛着障害を指す。

・広義の愛着障害は狭義のものと、不安定型愛着により支障を来している状態を指す。

愛着障害について以下の記事で詳しく説明している。

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ミクロ視点では

ミクロ視点では愛着障害を抱えた各個人をみる。病院の診断、学術的研究時の調査などが該当する。愛着障害を抱えていると、どんな症状を抱えるかといったものが該当する。どんな症状を抱えるか、以下のカテゴリーの記事をご覧いただきたい。

マクロ視点では

例えば、ある社会の愛着障害の罹患率が幾らを超えると、社会にこういう傾向が幾らの相関係数でみられる。

愛着障害の社会的影響を把握・改善するための視点であることだ。愛着障害の「罹患率」や「世代間伝達」等が重要な数字となる。愛着障害が社会にもたらす影響、罹患率によって異なる影響、世代間伝達率の増減が起こる社会的条件は何なのか、といった分析ができる。

例えば、この記事のようなものがマクロの視点に該当する。

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公共の場所で他者への配慮を行う、子どもを産み育てるといったことも愛着障害が関係している。愛着障害を抱えた人を減らせば、状況が改善できると考えられる。愛着障害を抱える人を減らしたければ、人々が安全基地となれるような政策を行うといった手段も検討できる。

周囲への思いやりは安定した愛着が重要な役割を果たしているものである。しかし現在それは不足している面が目立つ。これには、社会に愛着を増やすこと(安定型愛着スタイルの増加)で、対応する。このマクロ政策がコストパフォーマンスが高いと肌感覚で思う。

当サイトについて

愛着スタイルが対人関係に与える影響、生き方に与える影響は多岐にわたる。当サイトでは、これらの影響を含め、愛着スタイルの情報を多く発信しています。関連記事などよりさらに情報をご覧いただけます。

最後に、引用している書籍の「岡田 尊司」氏 は、京都府にある「岡田クリニックの院長を勤めている。当サイトでは、岡田氏の著書から多く引用をしている。愛着スタイルの症状を克服することや、安全基地について知ることができる書籍を、多く執筆されている。ここでは「書籍『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』岡田 尊司 光文社新書」(※0)を紹介する。著者による治療をもとに書かれた治療例や、稲田山頭火など偉人といわれる方の愛着スタイルの推察など、多く学ぶことができる。さらに巻末の愛着スタイル診断テストにより、ご自身の愛着スタイルを自己診断いただける。一人で、質問に答える形式で、自己診断していただける。

(※0) 少なくとも初版には記載。

・精神科医。作家。現在、岡田クリニック院長(枚方市)。東京大学文学部哲学科中退、京都大学医学部卒、同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神科医学教室にて研究に従事。
(引用 : 『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』岡田 尊司 光文社新書 初版)
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