誰にでも安全基地がある社会へ

当ウェブサイトは「愛着こう」が運営しています。

ミッションステイトメント

「誰にでも安全基地がある社会へ」

安全基地とは「心細いとき、そのことを素直に話せて、頼ることができる人のこと。安全基地に頼ると、安心したり、もう一度やってみようと思ったりできる存在」だ。不安になった時にその不安を話せ、気持ちを受け止めてもらえ、心が温かくなる。そのような人があなたにとっての安全基地だ。何かに挑戦していて辛い思いでつまったとき、その安全基地に頼ることで、気持ちを整理でき、もう一度やってみようと思ったりできる。この安全基地を望む人全員に安全基地がある社会にする。

現代では「三人に一人」が不安定型愛着を持つ(≒安全基地を持てなかった経緯を持つ)と言われる。

・安定型の愛着を示すのは、およそ三分の二で、残りの三分の一もの子どもが不安定型愛着を示すのである。
・さらに成人でも、三分の一くらいの人が不安定型の愛着スタイルをもち、対人関係において困難を感じやすかったり、不安やうつなどの精神的な問題を抱えやすくなる。
・ご自身が、不安定型愛着を抱えているかもしれないし、恋人や配偶者や同僚がそうであるかもしれない。カップルのどちらかが不安定型愛着を抱える確率は、何と五〇パーセントを超えるのだ! さらに、三人の人がいて、そのうち一人でも不安定型愛着を抱えている可能性は、七割にも達する!
(引用 : 『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』岡田 尊司 光文社新書 初版 ※2011年発行の書籍)

自身が安全基地を持てなかった人は他人の安全基地にもなれないからだ。負のループだ。

「三種の安全基地」の提案

人が誰かの安全基地になるには安全基地を持たなければならないが、安全基地を持ったことがない人が社会で目立つ規模になっている。ならば、安全基地としての振る舞いを「学べる機会・学ぶ必要性」を作るべきだ。その二つを作るのに最適なのが職場だ。職場で周りの人の安全基地になることができると、その職場は格段に働きやすくなる。働く人にとって、長い時間を過ごす職場に安全基地がある状況は好ましいものだ。さらに、職場で身につけた人的安全基地となる技術を家庭で使ってもらえる。パートナーや子どもなどの安全基地になることができるようになる。そこで「人的安全基地」・「組織的安全基地」・「経済的安全基地」の三つで構成される「三種の安全基地」を提案している。

「三種の安全基地」とは?|「誰にでも安全基地がある社会」にするためのもの 愛着こうは「誰にでも安全基地がある社会」を実現するため、「三種の安全基地」を提案している。 「安全基地」とは? 安全基地とは「心細い...

「愛着こう」概要

愛着こうは「誰にでも安全基地がある社会へ」を目標(ミッションステイトメント)に、ウェブサイト運営が主に行っております。

運営形態 : 個人
名称 : 愛着こう
代表者 : 平田 和也
所在地 : 山口県下関市(代表の自宅住所のため、以降の部分は事情に応じてお知らせいたします)
行なっている活動 : ウェブページの運営
ウェブサイトのURL : https://attachment-kou.jp/

名称の由来

「こう」には様々な漢字を当てはめる。
「幸」…愛着に関する知識を知っていただくことで幸せをつくる。
「校」…愛着に関する知識を学ぶ場にしていただく。
「公」…愛着に関する知識を公にする。

沿革

・2018年7月30日「開始」
・2018年8月21日「ウェブサイト運営開始」

代表者 平田和也について

なぜ愛着こうを運営しているか?

「誰にでも安全基地がある社会へ」をミッションステイトメントとしているが、そのイメージは「大人でも子どもでも、自分の話聞いてくれて必要なら慰めてくれる人がいてくれる社会」です。最初の一人は親やパートナーといった身体的接触ができる人、そこから友人や上司など周りの人が安全基地になることが多いだろう。「「今日こんなことがあって、こう思った。」って言える人がいますか? 自分からヘルプを出せますか?」と問いていきたい。

また自身の話として、私は例えば「今日後ろにうざい車がおったけど、OKな範囲で横転するように誘導したりせず大人しくしとったよ」って言って「いい子やね」って認めてもらいたい。自分には安全基地ができかけたことがあるが最終的にはかなわなかった。この安全基地がちょっといたことがあるために、どうしても安全基地が欲しいと思うようになってしまった。そこで「誰にでも安全基地がある社会へ」をミッションステイトメントに愛着こうを始めた。この過程で自分にも安全基地ができればいいし、もしそれがかなわぬならば愛着こうの運営の成果で金と地位が欲しいと思っている。また、その金と地位の一部は自分が内面を共感してあげられる子への支援に使いたい。世の中にゴミはいっぱいいるが、その子たちの中の一部だけでも救いたい。

また同時に、一番ひどい時は生きているだけで寂しい思いをしたくないので死にたいとも思う。だが自分は過去自殺することはできなかった。それは変わっていないだろう。だったら生きるしかない。少しでもましに生きるためには…と考えた結果でもあります。別にこれはいいニュアンスのことではなく、結局自分の中の嫌な思いからくる暴力を振っていいのは社会制度・文化・習慣にだけだなと。その社会にとって、好んでないが金銭面等で対応しなければいけない事象を悪者にして「変えなければならず、こうやって変えて、こういう風になろう」と既存の枠組みをぶち壊すだけ。「嫌な社会」とつい思ってしまった。本音を言えば誰か相応しい人によしよししてもらいたい。

今後一切さみしい思いはしたくないが、それは無理だ。でも少しでもそれを回避するため、金と地位で紛らわすため「愛着こうの活動に取り組むか? それとも死ぬか?」覚悟を持つことにした。日常でさみしさを感じた時死にたくない・死ねないならば愛着こうの活動に取り組めと。

経歴

以下、愛着こうにとって関わりが強い履歴を記載しております。

・2018年、「『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』岡田 尊司 光文社新書 初版」を読み、愛着障害について調査を開始。
・2018年、愛着こうを開始。ウェブサイト運営開始。
・2019年、「『成人アタッチメントのアセスメント-動的-成熟モデルによる談話分析-』著者:パトリシア・M・クリテンデン、アンドレア・ランディーニ 監訳者:三上 謙一 岩崎学術出版社 初版」を読み、愛着理論に最新のDMモデルがあることを知る。

「愛着こう」連絡先


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もしくは
メールアドレス : info@attachment-kou.jp
電話番号 : 050-3154-4444
(お電話にてご相談の際は、メールにて事前の日程調整いただけますと幸いです。)